部員の声
林 拓朗
主将
部活は、無駄かもしれません。
わざわざ朝早く起きて重い船を担ぎ、しんどい練習をする毎日。
大会でいい成績を残したところでお金がもらえるわけではないし、ボートは有名じゃないから優勝しても友達にすら気づかれません。
就活で有利?モテる?
そんな理由でボート部の生活は続けられません。そして別にモテません。
しかし、ボート部には現在60人以上が所属しています。
おそらく彼ら彼女らに入部の動機を聞くと、意外にもあっけない回答が返ってくるはずです。
「ノリ」「何となく」「かっこいいから」「アツかった」
そんなことで大学4年間を決めて良いのか…?そう思う方も多いと思います。
私の個人的な考えですが、それで良いです。
理由なんて要りません。頭で考えていたら部活なんて入れません。
「感覚」を大事に、大学で何をするか選択して欲しいと思います。
合理性からこぼれた何かを感じたら、それに従って欲しいと思います。
入部を迷う人の大半は(何を隠そう私もそうでしたが)、部活に入らない理由は思いついているのに、入りたいと思う理由はうまく説明できないものです。
なんで迷うのかわからないけど迷う。
そういう説明のつかない感覚が湧き起こったところにぜひ飛び込んでください。
ボート部員は感覚を信じて飛び込んだ人が大半です。
部活は、無駄かもしれません。それでも続けてきた私から言えることは一つ。
「入ってよかった」
無駄を愛する素敵な新入生にお会いできることを楽しみにしています!
桶谷 菜々子
新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます!
みなさんは、自分の大学生活をどのように思い浮かべているでしょうか?
バイト、サークル、勉強、どこに重点を置くかは人それぞれだと思いますが、その中に部活という選択肢も入れてみてほしいと思います。
正直に言うと、私は大学に入学する前は、部活に入ることを考えていませんでした。
しかし、新歓でボート部を含めた部活をしている先輩方に出会って、部員同士の仲の良さや部活に対する一生懸命な姿を見て、すごく大学生活が充実してそうだなと感じました。
実際に入ってみたらほんとに充実してて、特にボート部の仲の良さは部活の中でもトップクラスだと思います。
もちろん練習はきつくて大変ですが、仲間となら頑張れるし、それを乗り越えた先の勝利は大きな達成感ややりがいに繋がります。
どの団体に所属するかの決断は、この先どんな大学生活になるが決まるので、みなさんには色んな団体を見てたくさん悩んでほしいです。
部活に入ることはちょっと勇気のいることかもしれません。でも、たくさん悩んだ上で、ボート部という選択をしてくれたら嬉しいです!充実した大学生活が送れることを約束します!
女子リーダー
宮﨑 佑斗
主務
新入生の皆さん神戸大学へご入学おめでとうございます!!
これからそれぞれのキャンパスライフを謳歌することになるのでしょうが、どんな学生生活を過ごすとしても共通して言えることがあります。
それは大学生活の4年間は自分がやりたいとこを「自由」に出来るかつ「一瞬」で終わってしまうということです。そんな学生生活を有意義に過ごすために大事なことを一つだけアドバイスさせていただきます。
自分が心躍る選択を取れ!!ということです。
せっかく自由に過ごせる4年間、ワクワクすることをした方が絶対に後悔しないと思います。
私がボート部に入ったのも、このボート部の先輩方となら4年間を捧げて心を燃やすことができる、他の場所では体験できないようなワクワクを感じられると直感したからです。実際に入ってみると体育会系の部活なので練習が楽だと思ったことはありませんが、それでもやってこれたのは仲間の存在の大きさがとても大きかったと思います。
全員が同じ目標をもって同じ方向を向いているので楽しいことも悔しいことも共有し合い、励まし合い高め合うことが出来ます。このような経験はなかなか他の環境ではできないのではないかと思います。人生最後の学生生活を僕たちボート部と最高の青春を過ごしませんか。必ず皆さんの心を躍らせる自信があります。
皆さんが神戸大学ボート部の一員となり、共に目標に向けて突っ走ることが出来ることを楽しみにしています。